瞑想について【2024.7.23】
- まゆみ グケート
- 2024年7月23日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年7月30日

瞑想について学んだこと・感じたことをこちらのページにまとめていきます。こちらは学びがあったら随時更新をしていくページにしたいと思います。
瞑想はとても奥深く、一言では語れないものです。だからこそ、瞑想について学びがあったら都度、こちらにまとめ、皆さんの瞑想を深められるヒントになれば幸いです。
【ヨーガ・スートラによる瞑想とは】
ヨガの最終ゴールである至福感に満ち溢れた状態、つまり幸せに辿りつくための段階が8つあるという教え(8支則)がヨーガスートラには書かれています。
この段階の7番目にあるのが瞑想(ディヤーナ)です。
八支則の内容を簡単に書くと、
⒈ヤマ(禁戒):非暴力・嘘つかない・盗まない・欲に溺れない・貪らないの教えをできる限り守ること、守ろうとすること
⒉ニヤマ(勧戒):清潔・知足・苦行・聖典の学習・神に身を委ねるの教えをできる限り守こと、守ろうとすること
⒊アーサナ(坐法):ヨガのポーズを練習していくこと
⒋プラーナヤーマ(生命エネルギーの拡張):呼吸を深めていくこと
⒌プラティヤハーラ(感覚制御):五感の感覚に溺れない練習
⒍ダーラナー(集中):集中状態を保ち続けること
⒎ディヤーナ(瞑想):集中状態が最大に高まった状態
⒏サマーディ(至福の状態)
このようになります。
私たちが至福の状態に辿り着くためには、必ず瞑想が必要になってくるんです。
そして瞑想状態に辿り着くためには、1〜6までの全てが必要になってくるということ。
ただし、ここでのポイントは1のヤマが完全にできていないから、次に進んではいけないとかではなく、どれもバランスよく日々意識していくことが大事と言われています。
そのため、ヨガのポーズが完全にできているからといって、ヤマニヤマができていなければ、至福の状態には辿り着けないんですね。なのでヨガのポーズだけ極めるのではなく、哲学的な学びも深めていくことがとても大事になってきます。
【瞑想の練習をするためにいい時間とは】
一番静寂な時間帯である早朝がいいとされています。
まだ鳥たちも目覚めていない4時半頃。
家族とも誰とも話さず、スマホもみず、朝起きてすぐの瞑想は心が静かな状態から始められます。
◎ブラフマムフルタという時間がオススメと言われている
日の出が始まる前の時間くらいのこと
【瞑想するための食事法】
瞑想するためには動物性の食事を取らないことが勧められています。
食事は3つの種類に分けられると考えられています。
・サットヴァ(純質な)・ラジャス(激動)・タマス(闇、怠け)
この3つの要素の中でもサットヴァな食事を積極的に食べていくことで、集中しやすくなる身体ができてくるとのこと。
以下にいくつか事例をあげます
●サットヴァ
玄米、ナッツ、果物、野菜など、人の手がなるべくかかっていないもの、加工されていないものがサットヴァな食事になります。
これらを摂取することで集中力が高まり、瞑想状態に近づきやすくなると考えられています。
●ラジャス
キムチ、塩辛などしょっぱいものや味の濃いものはラジャス的な食べ物になります。
これらを食べると、落ち着かなく、衝動的になりやすいと考えられています。
●タマス
3大タマスと言われるのは、酒・タバコ・肉です。
これらを摂取すると怠惰な気持ちが生まれてきてしまうと考えられています。
【瞑想状態と瞑想方法は異なるということ】
瞑想の方法は、たくさん存在しています。
例えば、座って目を閉じることも瞑想の一つ。
呼吸に意識を向けて呼吸に集中することも瞑想の一つ。
ヨガのアーサナに集中していることも瞑想の一つ。
つまり、何かの対象に意識を向け、強い集中をしていくことが瞑想方法になります。
瞑想状態とは、無我夢中になり、時間も忘れて「自分」という感覚が薄れている状態のことをいいます。例えば、好きなアーティストのライブに行ったらあっという間に時間が過ぎていった経験や、友達と話している時に気がついたら時間が経っていたみたいな状態になったことはありませんか?
これが瞑想状態です。
このような考え方もあるので、人によってはわざわざ目を閉じて座った「瞑想方法」をしなくてもいいと考える人もいます。
これについては、まだまだ座った瞑想をした方がいいのか、しなくてもいいのか分からないところではあります。
ただ私の実感として4時半ー30分間目を閉じる静寂な時間はすごく心地よく、集中力を高める訓練になっていると感じていますので、もう少し続けていこうと思っています。
また何か瞑想についての学びがあったらこちらの記事を更新していきますので、お楽しみに!
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